割合の差の検定について正しいのはどれか。2つ選べ。
割合の差の検定について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 回帰分析で用いる。回帰分析は量的な変数の関係を式で表す手法で、割合の差の検定とは目的が異なります。
- ⑵ 相関係数が計算できる。相関係数は2つの量的変数の直線的な関係の強さを示すもので、割合の比較には使いません。
- ⑶ クロス集計表は有用である。観測された人数をクロス集計表にまとめることが、割合の差の検定の出発点になります。
- ⑷ 検定の際に散布図を用いる。散布図は量的な2変数の関係を視覚的に表すもので、この検定では用いません。
- ⑸ χ²〈カイ2乗〉検定で有意差を検定する。クロス集計表の人数をもとに、χ²検定で割合の差が偶然かどうかを判定します。
解説
正解は⑶と⑸です。割合の差の検定は、2つ以上の群でカテゴリーの分布に差があるかを調べるもので、観測された人数をクロス集計表にまとめ、χ²検定によって有意差を判定します。回帰分析や相関係数、散布図は、いずれも量的なデータどうしの関係をみる手法で、カテゴリーデータの割合を比べる場面では用いません。データの種類によって使う手法が決まることを押さえましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成