A 市では8月に大規模災害が発生し災害復興が必要となった。健康増進課ではコミュニ…
A 市では8月に大規模災害が発生し災害復興が必要となった。健康増進課ではコミュニティの復興を考慮した事業について次年度に実施することを計画し、予算要求を行うことになった。健康増進課の予算要求について正しいのはどれか。
- ⑴ 議会の承認を得る。予算は長が調製し議会の議決を経て成立するため、議会の承認が必要です。
- ⑵ 前年度の繰越金を組み込んで要求する。会計年度独立の原則により、前年度の繰越金を当然に組み込んで要求することはできません。
- ⑶ 長期的な復興を踏まえ複数年度の予算を要求する。予算は単年度ごとに議決するのが原則で、複数年度分をまとめて要求するものではありません。
- ⑷ 事業の具体的な実施方法は予算が成立してから考える。実施方法を具体化しなければ必要額を積算できず、要求の段階で検討しておく必要があります。
- ⑸ 事業実施の際に予算不足にならないように多めに計上する。根拠のない上乗せは認められず、必要額を積算して要求することが求められます。
解説
正解は⑴です。地方公共団体の予算は、長が調製して議会に提出し、議会の議決を経て成立します。したがって健康増進課の事業予算も議会の承認が必要です。会計年度独立の原則により単年度ごとに要求するのが基本で、繰越金を組み込んだり複数年度分をまとめて要求したりはしません。実施方法まで具体化したうえで積算するのが原則で、余裕をみて多めに計上することも認められません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成