人口3万人の町の保健師は地区によって高脂血症の罹患率が大きく異なっていることに気…
人口3万人の町の保健師は地区によって高脂血症の罹患率が大きく異なっていることに気付いた。罹患率に関連する要因について仮説を立てて検証するために行う調査方法で適切なのはどれか。
- ⑴ フォーカス・グループインタビューフォーカス・グループインタビューは少人数から深く意見を聞く質的な方法で、仮説の検証には向きません。
- ⑵ 半構造化面接法半構造化面接法も質的な方法で、地区間の比較を統計的に検証する目的には適しません。
- ⑶ 質問紙調査質問紙調査は多数の住民から同じ項目を集められ、仮説を量的に検証することができます。
- ⑷ 事例分析事例分析は個別の事例を深く理解する方法で、集団間の罹患率の差の検証には使えません。
解説
正解は⑶です。地区ごとの罹患率の差に関連する要因について仮説を立て、それを検証するには、多数の住民から同じ項目を同じ方法で集め、量的に比較できる調査が必要です。質問紙調査は対象を広くとれて統計的な検証ができるため、この目的に適しています。フォーカス・グループインタビューや半構造化面接法、事例分析は、仮説を立てる段階で深く探るのに向いた質的な方法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成