発災当日の朝、B 地区を管轄する保健センターに出勤できた保健師は16 名中3名だ…
次の文を読み44〜46 の問いに答えよ。人口70 万人のA 市。8月のある日、深夜から早朝にかけ大規模災害が発生し、市内で家屋の倒壊、道路の陥没・停電・断水等の被害があり、特にB 地区で甚大な被害が出た。B 地区を管轄する保健センターの職員は全員A 市に住んでいる。
発災当日の朝、B 地区を管轄する保健センターに出勤できた保健師は16 名中3名だった。発災当日、出勤した保健師の行動で適切なのはどれか。
- ⑴ 福祉避難所の開設福祉避難所の開設は市の判断と体制整備が必要で、保健師個人が行う行動ではありません。
- ⑵ 市災害対策本部の立ち上げ災害対策本部の立ち上げは市長の判断により行われるもので、保健師の行動ではありません。
- ⑶ 管内医療機関の位置図の作成医療機関の位置図は平常時に準備しておくもので、発災当日に作成するものではありません。
- ⑷ 医療機器を使用する難病患者の安否確認停電下では医療機器を使用する患者の生命が直ちに脅かされるため、安否確認が最優先です。
解説
正解は⑷です。発災当日に出勤できた保健師はわずか3名であり、限られた人員で最も優先すべきは、生命の維持が電源や医療機器に依存している人の安否確認です。停電が起きている状況では、人工呼吸器などを使用する難病患者は短時間で生命の危険に陥るおそれがあります。福祉避難所の開設や災害対策本部の立ち上げは組織としての判断、位置図の作成は平常時の備えです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成