A さんはうつ病で、6か月の休職が必要と診断された。休職して4か月後、保健師が定…
次の文を読み39〜41 の問いに答えよ。A さん(35 歳、男性)は、従業員約500 人の企業に勤務している。先日、A さんの上司から社内の健康管理課の保健師に電話があり「A さんは4月に他部署から異動してきましたが、最近休みがちで、月曜日は遅刻が多く表情も硬い。仕事中ウトウトすることもあるため声をかけたら『医療機関に通院しているから大丈夫です』としか言わない。どう対応すればよいか」との相談があった。
A さんはうつ病で、6か月の休職が必要と診断された。休職して4か月後、保健師が定期連絡をした際にA さんから「体調も良くなったので早く仕事に復帰したい。復職手続きとして何をしたらよいか教えてほしい」との発言があった。A さんへの保健師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 「産業医に相談しましょう」産業医の意見を聴くのは、主治医の診断書が提出されてからの段階です。
- ⑵ 「上司に復職の意思を伝えてください」意思を伝えるだけでは復帰の手続は進まず、医学的な判断が必要です。
- ⑶ 「保健師が復職に向けた調整を行います」復帰の可否を決めるのは事業者で、保健師が調整を代行するものではありません。
- ⑷ 「復職について主治医の診断書を提出してください」主治医の診断書の提出が、職場復帰の手続を進める出発点になります。
解説
正解は⑷です。職場復帰の支援では、本人の希望だけで判断せず、主治医が就業可能と判断していることを診断書で確認したうえで、産業医の意見を聴き、事業者が復帰の可否を決定します。したがって、まず主治医の診断書の提出を求めることが手順の出発点になります。産業医への相談や上司への意思表示、保健師による調整は、診断書が提出されてから進む段階です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成