腸管出血性大腸菌による食中毒で正しいのはどれか。
腸管出血性大腸菌による食中毒で正しいのはどれか。
- ⑴ 潜伏期は6〜24 時間である。潜伏期は3〜8日と比較的長く、6〜24時間というのはウェルシュ菌などの特徴です。
- ⑵ 加熱が不十分な牛肉が原因となることが多い。牛の腸管に生息するため、加熱が不十分な牛肉やその加工品が原因となることが多くなります。
- ⑶ 合併症である溶血性尿毒症症候群〈HUS〉の発症は成人に多くみられる。溶血性尿毒症症候群は小児と高齢者に多くみられます。
- ⑷ 平成29 年(2017 年)の食中毒事件数はカンピロバクターが原因のものよりも多い。平成29年の食中毒事件数はカンピロバクターによるものが最も多くなっています。
解説
正解は⑵です。腸管出血性大腸菌は牛の腸管に生息しており、加熱が不十分な牛肉やその加工品が原因となることが多い食中毒です。潜伏期は3〜8日と比較的長く、合併症である溶血性尿毒症症候群は小児と高齢者に多くみられます。平成29年の食中毒事件数で最も多かったのはカンピロバクターによるもので、腸管出血性大腸菌による件数はそれより少なくなっています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成