疾病のスクリーニングの要件で正しいのはどれか。
疾病のスクリーニングの要件で正しいのはどれか。
- ⑴ 疾病の自然史が不明でも対象になる。自然史が分かっていなければ、早期に見つける意味があるかを判断できません。
- ⑵ 無症状の期間が無い疾病が対象となる。無症状の期間があってはじめて、症状が出る前に見つける意味が生まれます。
- ⑶ 治療方法が確立していなくても対象となる。治療方法が確立していなければ、早期に見つけても健康状態の改善に結びつきません。
- ⑷ 検査方法が、対象者より検者に受け入れやすい。検査は受ける側である対象者にとって受け入れやすいことが求められます。
- ⑸ スクリーニング陽性者の確定診断の手技が確立している。陽性者を確定診断する方法が確立していることは、スクリーニングの前提となる要件です。
解説
正解は⑸です。スクリーニングは、症状のない人の中から疾病の疑いがある人を見つける仕組みであるため、陽性と判定した人について確定診断の方法が確立していることが欠かせません。あわせて、自然史が分かっていること、無症状の期間があること、早期に治療する方法が確立していること、検査が対象者にとって受け入れやすいことも要件とされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成