双子の育児をしている母親が、1歳6か月児健康診査の受診時に「双子の子育ては大変で…
双子の育児をしている母親が、1歳6か月児健康診査の受診時に「双子の子育ては大変です。子どもたちが言うことを聞かないと、つい叩いてしまいそうになります。私は、幼少のころ母親から殴られて育ちました。このままでは虐待をしてしまうのではないかと不安です」と保健師に訴えた。母親に対する保健師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 双子の親の会を紹介する。親の会の紹介も有用ですが、まず個別に話を聞いて状況を把握することが先です。
- ⑵ 保育所の利用を提案する。保育所の利用も選択肢ですが、家庭の状況を確かめないまま勧めるものではありません。
- ⑶ 家庭訪問をして話を聞くことを約束する。訴えを受け止め、家庭訪問で話を聞くと約束することで継続した支援につながります。
- ⑷ よくあることだから気にすることはないと言う。よくあることと流すことは訴えを否定することになり、支援の機会を失わせます。
解説
正解は⑶です。母親は双子の育児の負担に加え、自身が親から殴られて育った経験を語り、虐待してしまうのではないかと不安を訴えています。こうした訴えは支援を求めるサインであり、まず家庭訪問をして落ち着いて話を聞くことを約束し、継続的に関わる姿勢を示すことが適切です。親の会や保育所の紹介は、状況を把握してから一緒に検討する選択肢になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成