A ちゃん(3歳4か月、男児)。両親と祖母との4人暮らし。市の3歳児健康診査に母…
A ちゃん(3歳4か月、男児)。両親と祖母との4人暮らし。市の3歳児健康診査に母親と来所した。階段の昇り降りはできるが、泣いていて言語の理解や精神発達の観察ができなかった。母親は「家では簡単な単語は出ている。仕事が忙しいので、平日はほとんど同居する夫の母にみてもらっている。夫の母は外出を好まず、家でテレビを観て過ごすことが多い」と話した。市では、地区乳幼児相談、3歳児健康診査事後教室および4歳児子育て教室を実施している。このときの保健師の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 地区乳幼児相談への参加を促す。参加を促しても来所につながるとは限らず、評価できないまま時間が過ぎます。
- ⑵ 3歳児健康診査事後教室への参加を促す。事後教室への参加も同様で、まず普段の様子を確かめることが先です。
- ⑶ 日中の家庭訪問を早期に行うことを伝える。普段の生活の場で発達を観察でき、養育の状況や家庭の環境も把握できます。
- ⑷ 4歳児子育て教室で経過を確認することを伝える。4歳児の教室まで待つと、必要な支援の機会を逃してしまいます。
解説
正解は⑶です。健康診査の場では泣いていて発達を確認できず、平日の日中は外出を好まない祖母が主に養育しているという状況です。日中に家庭を訪問すれば、普段の生活の場でAちゃんの言葉や行動を落ち着いて観察でき、祖母の関わり方や家庭の環境も把握できます。教室や相談への参加を促すだけでは、評価できないまま時間が過ぎてしまいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成