このときに保健師が長女に勧める内容で最も適切なのはどれか。
次の文を読み54、55 の問いに答えよ。A さん(80 歳、女性)。1人暮らし。高血圧症で50 歳から近くの医療機関を受診しており、降圧薬を内服し、自己管理をしながら自立して生活していた。長女(55 歳)は他県に住み、月1回A さんの様子をみに来ている。長女は、地域包括支援センターに来所し「母が物を探すことが多くなったと感じていたが、隣人から母が近所で道に迷っているのを見かけたと聞き、心配になった」と保健師に相談した。
このときに保健師が長女に勧める内容で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 保健所への相談保健所は精神保健の相談を担いますが、まずかかりつけ医に相談するのが順序です。
- ⑵ かかりつけ医への相談普段の様子を知るかかりつけ医なら、変化の原因を医学的に確かめてもらえます。
- ⑶ 介護療養型医療施設の見学施設の見学は、原因も状態も明らかでない段階で勧めるものではありません。
- ⑷ 認知症サポーター講座の受講講座の受講は知識を得る機会ですが、目の前の変化への対応にはなりません。
解説
正解は⑵です。Aさんは高血圧症で長く同じ医療機関に通っており、かかりつけ医は普段の様子をよく知っています。変化に気づいた段階でかかりつけ医に相談すれば、認知症をはじめとする原因を医学的に確かめてもらえ、必要なら専門医への紹介も受けられます。保健所は精神保健の相談窓口、施設の見学や講座の受講は、原因が明らかになる前の段階では適しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成