地震発生30 分後に、町の防災マニュアルに基づき、A 町の保健師のうち1人が救護…
次の文を読み41〜43 の問いに答えよ。人口約1万人のA 町は、後期高齢者が約3割を占める。町内に集落が点在しており、集落ごとに自治会の活動が活発である。休日の昼間、A 町を震源とする震度6強の大規模な地震が発生した。建物の倒壊が見られ、下敷きになっている住民もいるとの情報があった。役場から約5km の距離にある小学校に救護所が設置された。
地震発生30 分後に、町の防災マニュアルに基づき、A 町の保健師のうち1人が救護所となっている小学校に駆けつけることができた。この保健師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 近隣住民へのボランティアの依頼ボランティアの依頼は、救護の体制が整ってから検討する段階の対応です。
- ⑵ 小学校の養護教諭への連絡養護教諭への連絡も必要ですが、傷病者の受け入れ準備が優先されます。
- ⑶ 必要な医療物品の準備多数の傷病者が運ばれてくる時期であり、受け入れの準備が最優先になります。
- ⑷ 県保健師への応援要請応援要請は被害の全体像を把握してから、組織として行う判断です。
解説
正解は⑶です。地震発生から30分という超急性期で、建物の下敷きになっている住民がいるという情報もあり、救護所にはこれから多数の傷病者が運ばれてきます。保健師はまず、処置に必要な医療物品を整えて受け入れの準備をすることが最優先になります。ボランティアの依頼や養護教諭への連絡、応援要請は、状況を把握して体制が動き出してから行う対応です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成