A さん(30 歳、男性)。A さんの職場では、保健師による健康相談を定期的に実…
A さん(30 歳、男性)。A さんの職場では、保健師による健康相談を定期的に実施しており、A さんは「妻が妊娠したことをきっかけに禁煙しようと決めたが、今日からやめようと思っているうち、1週間が過ぎてしまった」と保健師に相談した。A さんへの最初の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 禁煙できたときの自分への褒美を考えるよう助言する。褒美の工夫は行動を続けるための方法で、まず習慣の把握が先になります。
- ⑵ どのようなときにたばこを吸ってしまうか確認する。自分の喫煙の習慣を確かめることで、どこに手を打てばよいかが明らかになります。
- ⑶ たばこを吸いたいときはガムを嚙むよう勧める。代替行動の提案も有効ですが、どんなときに吸うかを知ってから選びます。
- ⑷ 「禁煙」と書いた紙を職場に貼るよう促す。宣言の工夫も役立ちますが、具体的な対策を考える前の段階では効果が限られます。
解説
正解は⑵です。Aさんは禁煙を決めたものの実行に移せておらず、準備期にあたります。この段階では、どのようなときに吸ってしまうのかという自分の喫煙の習慣を一緒に確かめ、どこに手を打てばよいかを明らかにすることが最初の関わりになります。褒美やガム、貼り紙といった工夫は、具体的な対策を考えるうえでその後に活きてきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成