昨年のメンタルヘルス相談は月平均20 件であり、その9 割が本社の職員であった。…
次の文を読み47〜49 の問いに答えよ。職員数が500 人である企業の保健師2 人は本社に配置され、週に4 日、1 日4 回のメンタルヘルス相談を本社の健康管理室で実施している。この企業には県内に20 か所の営業所があり、どの営業所でも時間外業務が多い。A 営業所の職員数は40 人で、この6 か月で2 人が仕事によるストレスに起因するうつ病と診断され、1 人が休職した。
昨年のメンタルヘルス相談は月平均20 件であり、その9 割が本社の職員であった。メンタルヘルス相談の利用者を増やすための方法として最も効果的なのはどれか。
- ⑴ 相談枠を増やす。枠を増やしても、営業所からの利用しにくさは変わりません。
- ⑵ 営業所でも実施する。距離や移動時間という障壁がなくなり、利用の増加が見込めます。
- ⑶ 上司により対象者を選定する。上司が選ぶ方法は、本人が相談しにくい状況をつくります。
- ⑷ 電子メールで定期的にメンタルヘルス情報を発信する。情報発信は啓発にとどまり、相談の利用には直結しません。
解説
正解は⑵です。相談の9割が本社の職員であるのは、相談の場が本社の健康管理室だけにあり、営業所の職員が利用しにくいためと考えられます。営業所に出向いて相談を実施すれば、距離や移動時間という障壁がなくなり、利用者の増加が見込めます。相談枠を増やしても本社中心の偏りは変わらず、上司が対象者を選ぶ方法は適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成