最近、A 君と同じ年代の児の食事に関する相談が増えている。保健師は幼児期における…
次の文を読み44〜46 の問いに答えよ。A 君(2 歳)の母親。「初めての子どもで、対応が分かりません。食事が終わるまでに1 時間もかかったりしてイライラします。他の子どもより落ち着きがないような気がします。この前の健康診査では問題ないと言われましたが不安です」と電話相談があった。保健師は話を聞いた上で、保健センターの育児相談に来るよう促した。
最近、A 君と同じ年代の児の食事に関する相談が増えている。保健師は幼児期における食育について講習会を企画することにした。講習会の指導内容で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 嫌いなものは与えないようにする。調理の工夫などで少しずつ経験させることが望まれます。
- ⑵ 楽しい雰囲気で食べることができるよう工夫する。楽しく食べる経験が、食への関心と望ましい食習慣を育てます。
- ⑶ 昼寝が食事時間にかかるときは起こして食事させる。睡眠を妨げると生活リズムが崩れ、かえって食欲が低下します。
- ⑷ 栄養のバランスよりも必要エネルギー量を重視する。幼児期はバランスのとれた食事の習慣づくりが重要です。
解説
正解は⑵です。幼児期の食育では、何をどれだけ食べるかに加えて、家族と一緒に楽しく食べる経験を重ねることが重視されます。楽しい雰囲気の中での食事は食欲を引き出し、食への関心や望ましい食習慣の土台になります。嫌いなものを与えない、昼寝を妨げる、必要エネルギー量だけを重視するといった指導は適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成