B 市のデータを参考に、大腸癌の発見を増やすためにA 市の保健師が行う方法で最も…
次の文を読み51~53 の問いに答えよ。A 市では大腸癌による死亡者数が増加する傾向がみられたため、その要因を分析し、対策を検討することにした。
B 市のデータを参考に、大腸癌の発見を増やすためにA 市の保健師が行う方法で最も有効なのはどれか。
- ⑴ 検診受診を勧奨する。検診受診率は高く、ここが最大の課題ではありません。
- ⑵ 禁煙指導教室を開催する。禁煙指導は予防の施策で、発見を増やす方法ではありません。
- ⑶ 検診陽性者に精密検査の受診を勧奨する。精密検査を半数しか受けておらず、ここが最大の課題です。
- ⑷ 検診の敏感度を上げて検診陽性者を増やす。陽性者を増やしても、精密検査につながらなければ同じです。
解説
正解は⑶です。A市は検診陽性者1,000人のうち精密検査を受けたのが500人と半数にとどまり、B市の8割と比べて大きく下回っています。がんを見つける機会を逃しているのはこの段階であり、陽性者に精密検査の受診を勧めることが最も有効です。受診勧奨や禁煙指導、敏感度を上げる対応では、精密検査につながらない現状は変わりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成