最初の相談から 3 か月が経過し、Aさんは保健師に電話で、今後のことについて話す…
次の文を読み39~41 の問いに答えよ。A さん(20 歳、男性)。高校卒業後、就職したが職場の人間関係がうまくいかず退職して自宅にいる状態が 1 年半続いている。心配した母親(48 歳)が保健所に来所した。保健所では精神保健相談を実施しており、管内にあるひきこもりの家族会やセルフヘルプグループを支援している。
最初の相談から 3 か月が経過し、Aさんは保健師に電話で、今後のことについて話すようになってきた。保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 相談終了の時期を決める。つながりができ始めた段階で、終了を決めるのは早すぎます。
- ⑵ ハローワークで相談することを勧める。就労の相談は段階が先で、本人の負担が大きくなります。
- ⑶ 精神保健福祉センターの相談を紹介する。精神疾患は否定されており、紹介の必要性は高くありません。
- ⑷ ひきこもりのセルフヘルプグループを紹介する。仲間と出会う場が、次の一歩を踏み出す支えになります。
解説
正解は⑷です。Aさんが自分から今後のことを話すようになったことは、外とのつながりを求め始めた変化です。同じ経験をした人たちが集まるセルフヘルプグループを紹介すれば、安心できる場で仲間と出会い、次の一歩を踏み出す支えになります。相談の終了を決めることは早すぎ、就労相談や他機関への紹介も今の段階では負担が大きくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成