管内のA 病院から、下痢のため 3 日前に入院した 8 歳女児の便から、サルモネ…
管内のA 病院から、下痢のため 3 日前に入院した 8 歳女児の便から、サルモネラが検出されたと保健所に電話があった。同日、B 病院からも同じ菌を検出したとの電話があった。保健所の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 患児の自宅を消毒する。自宅の消毒は、原因の見当をつけてから検討することです。
- ⑵ 患児の喫食調査を実施する。共通する食品を探すことが、集団発生の調査の出発点です。
- ⑶ A 病院の検食の病原体検査を行う。入院3日前の発症であり、病院の食事は原因になりません。
- ⑷ 患児を第 1 種感染症指定医療機関に移送する。サルモネラ感染症は、移送を要する感染症ではありません。
解説
正解は⑵です。別々の病院から同じ菌が検出されたことは、共通の食品を介した食中毒の可能性を示します。まず患者が何をいつ食べたかを聞き取る喫食調査を行い、共通する食品を探すことが調査の出発点になります。自宅の消毒や病院の検食の検査は原因の見当をつけてから行い、サルモネラは移送を要する感染症ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成