がんの進行度を判定する TNM 分類に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選…
がんの進行度を判定する TNM 分類に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 原発臓器を問わず同一の基準で評価する。TNM分類の具体的な基準は原発臓器ごとに定められており、同一の基準で評価するわけではありません。
- ⑵ T は原発巣の大きさや浸潤の程度を示す。Tは原発巣(Tumor)の大きさや周囲組織への浸潤の程度を示します。
- ⑶ N は遠隔転移の有無と広がりを示す。Nは所属リンパ節(Node)への転移の有無と広がりを示します。遠隔転移を示すのはMです。
- ⑷ M はリンパ節転移の有無と広がりを示す。Mは遠隔転移(Metastasis)の有無を示します。リンパ節転移を示すのはNです。
- ⑸ T、N、M の組合せにより病期(ステージ)を決定できる。T、N、Mの組合せにより、がんの病期(ステージ)が決定されます。
解説
正解は⑵と⑸です。TNM分類は国際対がん連合(UICC)などが定めたがんの進行度の分類で、Tは原発巣の大きさや周囲への浸潤の程度、Nは所属リンパ節への転移の有無と広がり、Mは遠隔転移の有無を表します。これらT・N・Mの組合せにより、がんの病期(ステージ0〜Ⅳなど)が決定され、治療方針の決定や予後の予測に用いられます。具体的な判定基準は胃がん、肺がん、乳がんなど原発臓器ごとに異なり、すべてのがんを同一の基準で評価するわけではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成