ソクマル薬剤師

感染症の原因菌の同定には、菌体のタンパク質を分析対象として、イオン化部にマトリッ…

感染症の原因菌の同定には、菌体のタンパク質を分析対象として、イオン化部にマトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)法、質量分離部に飛行時間型質量分析計(TOF-MS)を用いる MALDI-TOF-MS が利用されている。この質量分析法に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑵と⑶です。MALDIでは、試料をレーザー光を吸収するマトリックス(シナピン酸、α-シアノ-4-ヒドロキシケイ皮酸など)と混合して結晶化させ、レーザー照射でマトリックスがエネルギーを吸収して試料を気化・イオン化させます。TOF-MSでは一定の電圧で加速したイオンの飛行時間がm/zの平方根に比例するため、飛行時間が短いほどm/zは小さくなります。高電圧のキャピラリーから噴霧するのはESIで、LCやCEとの直接接続にもESIが用いられます。主に観測されるのはプロトン付加分子[M+H]⁺です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成

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