長井長義によって世界で初めて単離されたのはどれか。1つ選べ。
長井長義によって世界で初めて単離されたのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ モルヒネモルヒネは1804年頃にドイツのゼルチュルナーがアヘンから単離しました。
- ⑵ エフェドリンエフェドリンは1885年に長井長義が麻黄から世界で初めて単離した成分です。
- ⑶ アトロピンアトロピンは19世紀前半にヨーロッパでベラドンナなどから単離されました。
- ⑷ サリチル酸サリチル酸はヤナギの成分サリシンに由来し、ヨーロッパで研究・合成されました。
- ⑸ コカインコカインは19世紀半ばにドイツでコカの葉から単離されました。
解説
正解は⑵です。長井長義は日本の近代薬学の父とされる薬学者で、1885年に漢薬の麻黄から有効成分エフェドリンを世界で初めて単離しました。エフェドリンはのちに気管支拡張作用が見いだされ、喘息の治療に用いられています。また長井長義は日本薬学会の初代会頭も務めました。モルヒネはドイツのゼルチュルナーがアヘンから単離し、アトロピンやコカインもヨーロッパで単離されたもの、サリチル酸はヤナギ由来の成分として欧州で研究されたものです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成