液体クロマトグラフィー/質量分析法において、用いられるイオン化法はどれか。1つ選…
液体クロマトグラフィー/質量分析法において、用いられるイオン化法はどれか。1つ選べ。
- ⑴ エレクトロスプレーイオン化(ESI)法ESI は大気圧下で溶液から直接イオンを生成できるため、LC と質量分析計の接続に広く用いられます。
- ⑵ 化学イオン化(CI)法化学イオン化法は気化した試料を真空中で反応ガスによりイオン化する方法で、主に GC/MS で用いられます。
- ⑶ 高速原子衝撃(FAB)法FAB 法は試料をマトリックスに混ぜて高速原子を衝突させる方法で、LC/MS の標準的なイオン化法ではありません。
- ⑷ 電子イオン化(EI)法電子イオン化法は気体状の試料に電子線を当てる方法で、GC/MS で用いられる代表的なイオン化法です。
- ⑸ マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)法MALDI 法は固体のマトリックス中の試料にレーザーを照射する方法で、主に飛行時間型質量分析と組み合わせます。
解説
正解は⑴です。液体クロマトグラフィー/質量分析法(LC/MS)では、溶離液とともに流れてくる試料を大気圧下でイオン化する必要があり、エレクトロスプレーイオン化(ESI)法や大気圧化学イオン化法が用いられます。ESI は高電圧をかけたキャピラリーから帯電した微小液滴を噴霧してイオンを生成するソフトなイオン化法で、タンパク質のような高分子にも適用できます。EI や CI は主にガスクロマトグラフィー/質量分析で用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成