病院の医薬品情報室で、医薬品の情報源を一次資料、二次資料、三次資料に分けて整理し…
病院の医薬品情報室で、医薬品の情報源を一次資料、二次資料、三次資料に分けて整理している。情報源の分類とその性格についての記述として、正しいのはどれか。
- ⑴ 教科書は一次資料にあたり、最新の研究結果をいち早く伝えるために発行されるものである。教科書は既存の知識を体系的にまとめた三次資料で、情報が新しいとは限りません。
- ⑵ 原著論文は一次資料にあたり、研究者が自ら行った研究の結果を初めて公表したものである。一次資料は研究の成果を最初に報告したもので、最も新しく詳しい情報を含みます。
- ⑶ 学会の診療ガイドラインは二次資料にあたり、論文の書誌事項を一覧の形に集めたものである。ガイドラインは根拠を評価してまとめた三次資料にあたり、書誌事項の一覧ではありません。
- ⑷ 添付文書は二次資料にあたり、一次資料を探すための索引や抄録を集めてまとめたものである。添付文書は情報を整理してまとめた三次資料に分類され、索引や抄録ではありません。
- ⑸ 医学文献のデータベースは三次資料にあたり、専門家が知識を体系的に整理してまとめたものである。文献のデータベースは一次資料を探すための二次資料にあたります。
解説
正解は⑵です。医薬品情報の情報源は、一次資料、二次資料、三次資料に分けられます。一次資料は原著論文や学会発表など、研究の結果を初めて公表したもので、情報は新しく詳しい反面、評価は利用者が行う必要があります。二次資料は一次資料を探すための索引や抄録、文献のデータベースです。三次資料は教科書、添付文書、診療ガイドラインなど、知識を整理してまとめたもので、手早く調べられますが新しさに限界があります。
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