ソクマル薬剤師

高血圧で降圧薬を服用している70歳の女性が、こむら返りに対して芍薬甘草湯を毎日続…

高血圧で降圧薬を服用している70歳の女性が、こむら返りに対して芍薬甘草湯を毎日続けて服用していた。2か月後、下肢のむくみと手足の脱力が現れ、血圧が以前より上がり、血液検査で血清カリウム値の低下を認めた。この症状の原因の説明として、最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑶です。甘草の主成分グリチルリチン酸の代謝物は、腎臓でコルチゾールをコルチゾンに変える酵素を阻害します。その結果、コルチゾールがミネラルコルチコイド受容体を刺激し続け、ナトリウムと水の貯留、カリウムの喪失が起こります。これが偽アルドステロン症で、むくみ、高血圧、低カリウム血症による脱力などが現れます。甘草は多くの漢方薬に含まれるため、重ねて服用すると起こりやすくなります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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