ある地域で、川の水質を調べるために、川底の石についている小さな生物の種類を記録し…
ある地域で、川の水質を調べるために、川底の石についている小さな生物の種類を記録しました。きれいな水にすむ種類が多く見られる地点と、汚れた水にもすめる種類が多く見られる地点がありました。この調べ方の考え方と使い方について、正しく述べたものはどれか。
- ⑴ 生物の種類は季節によって入れかわるので、水質は薬品を使った検査で判断すべきです季節による変化はありますが、川底の生物の種類は水質を知る手がかりになります
- ⑵ 汚れた水にもすめる生物が多く見られる地点は、生物の種類が多いので豊かな環境です汚れに強い種類が目立つ状態で、種類の数が多いとはかぎりません。
- ⑶ 調査した日の生物の種類から、その川の将来の水質を正確に決めることができます生物の種類からわかるのはそのときの水質の程度で、将来を正確に決めることはできません
- ⑷ 生物の種類から水質の程度を推定でき、環境の変化に気づく手がかりになります生物のすみ場所は水質と関わりが深く、継続して調べると変化をとらえられるためです。
解説
正解は⑷です。水中の小さな生物は、種類によってすめる水質の範囲がちがいます。そのため、どの種類が多く見られるかを調べると、その地点の水質の程度をおよそ推定することができます。同じ地点で長く調べ続けると、人間の活動による環境の変化に気づく手がかりにもなります。ただし1回の調査でわかるのはその時点の状態であり、薬品による水質検査と合わせて総合的に判断することが大切です。
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