間欠性外斜視に対する斜視視能訓練の適応で正しいのはどれか。
間欠性外斜視に対する斜視視能訓練の適応で正しいのはどれか。
- ⑴ 3 歳までである。訓練には理解と協力が必要で、3歳までに限るものではありません。
- ⑵ 弱視を伴っている。弱視を伴う場合は弱視の治療を優先します。
- ⑶ 開散側の融像幅が狭い。訓練で強化するのは輻湊側の融像幅で、開散側の狭さは適応の根拠になりません。
- ⑷ 輻湊近点が20 cm である。輻湊近点が遠く輻湊不全があり、輻湊訓練や融像訓練の適応となります。
- ⑸ 外斜視時に不調和性複視がある。異常対応による複視がある場合は、訓練で難治性の複視を生じるおそれがあります。
解説
正解は⑷です。間欠性外斜視の視能訓練は、輻湊不全を伴う例や、手術前後に融像を強化したい例などで行われます。輻湊近点が20cmと遠い場合は輻湊不全があると考えられ、輻湊訓練や融像訓練のよい適応になります。訓練には協力が必要なため3歳までに限るものではなく、むしろ学童以上で行いやすくなります。弱視がある場合は弱視治療が先です。外斜視時に不調和性複視(異常対応による複視)がある場合は、訓練で難治性の複視を生じるおそれがあるため適応になりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成