眼内に入射する光線の軌跡と、瞳孔中心からの距離と相対視感度の関係(別冊No. 1…
眼内に入射する光線の軌跡と、瞳孔中心からの距離と相対視感度の関係(別冊No. 1)を別に示す。この図から読み取れるのはどれか。
- ⑴ 学習効果学習効果は検査の繰り返しで成績が向上する現象で、光の入射位置とは関係しません。
- ⑵ プラセボ効果プラセボ効果は薬理作用のないものによる心理的効果です。
- ⑶ プリズム効果プリズム効果はレンズの偏心などで光が曲がる作用で、視感度の変化ではありません。
- ⑷ Purkinje 移動Purkinje移動は明暗順応で比視感度のピーク波長が変わる現象です。
- ⑸ Stiles-Crawford 効果瞳孔中心を通る光ほど明るく感じられ、周辺を通る光は視感度が低下する現象です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。Stiles-Crawford効果は、同じ光量の光でも瞳孔の中心を通って網膜に入る光の方が、瞳孔の周辺を通って斜めに入る光より明るく感じられる現象です。錐体の外節が瞳孔中心の方向を向いているため、斜めに入射する光は効率よく吸収されないことによります。図は確認できませんが、瞳孔中心からの距離が大きいほど相対視感度が低下する関係が示されていれば、この効果を表しています。散瞳時に周辺部の収差の影響が軽減される理由の一つでもあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-10.html)を加工して作成