強膜炎で正しいのはどれか。
強膜炎で正しいのはどれか。
- ⑴ 疼痛はない。強膜炎は夜間に増悪する強い眼痛を伴います。
- ⑵ 網膜には影響しない。後部強膜炎では脈絡膜剝離や漿液性網膜剝離など網膜にも影響します。
- ⑶ 細菌感染が主因である。主な原因は膠原病などの自己免疫で、細菌感染は少数です。
- ⑷ 血管収縮薬の点眼で充血は改善しない。深層血管の拡張による充血のため、血管収縮薬では改善しません。
- ⑸ 副腎皮質ステロイド薬の内服は禁忌である。副腎皮質ステロイド薬の内服は強膜炎の主要な治療です。
解説
正解は⑷です。強膜炎の充血は強膜の深層の血管叢の拡張によるため、フェニレフリンなどの血管収縮薬を点眼しても充血は改善せず、充血が消える上強膜炎との鑑別点になります。強膜炎では夜間に増悪する強い眼痛を伴い、後部強膜炎では脈絡膜剝離や漿液性網膜剝離など網膜にも影響します。原因の多くは関節リウマチなどの膠原病や自己免疫で、細菌感染は少数です。治療には副腎皮質ステロイド薬の内服や免疫抑制薬を用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成