点眼薬の眼内移行が亢進するのはどれか。
点眼薬の眼内移行が亢進するのはどれか。
- ⑴ 角膜炎角膜上皮の障壁が障害されるため、点眼薬の眼内移行が亢進します。
- ⑵ 眼瞼炎眼瞼炎は角膜の障壁に影響せず、眼内移行は亢進しません。
- ⑶ 結膜炎結膜炎は角膜上皮の障壁に直接影響しないため、眼内移行は亢進しません。
- ⑷ 虹彩炎虹彩炎では血液房水関門が破綻しますが、点眼の角膜透過が亢進するわけではありません。
- ⑸ 視神経炎視神経炎は点眼薬の眼内移行とは関係しません。
解説
正解は⑴です。点眼薬の多くは角膜を通過して眼内に移行しますが、角膜上皮は脂溶性・水溶性の両方の障壁を持ち、薬物の透過を大きく制限しています。角膜炎で上皮が障害されるとこの障壁が失われ、薬物の透過性が高まって眼内移行が亢進します。眼瞼炎や結膜炎は角膜の障壁に直接影響せず、虹彩炎では血液房水関門の破綻で全身投与薬の移行は増えますが、点眼の角膜透過が亢進するわけではありません。視神経炎は点眼の移行と無関係です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成