隅角鏡で観察できないのはどれか。
隅角鏡で観察できないのはどれか。
- ⑴ 血管新生隅角の新生血管は隅角鏡で観察でき、血管新生緑内障の診断に重要です。
- ⑵ 色素沈着線維柱帯の色素沈着の程度は隅角鏡で観察します。
- ⑶ 前房蓄膿前房蓄膿は下方の隅角にたまるため、隅角鏡で観察できます。
- ⑷ 網膜裂孔網膜裂孔は眼底周辺部の病変であり、隅角鏡では観察できません。
- ⑸ 周辺虹彩前癒着周辺虹彩前癒着(PAS)は隅角鏡で観察する代表的な所見です。
解説
正解は⑷です。隅角鏡は角膜と虹彩根部のなす隅角を観察する器具で、隅角の広さ、色素沈着、周辺虹彩前癒着、隅角の血管新生(血管新生緑内障)、下方隅角にたまった前房蓄膿や前房出血などを観察できます。網膜裂孔は眼底周辺部の病変で、隅角鏡では観察できません。網膜周辺部の観察には三面鏡の周辺部観察用ミラーや倒像鏡を用います。隅角所見は緑内障病型の判定に欠かせません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成