麦粒腫について正しいのはどれか。
麦粒腫について正しいのはどれか。
- ⑴ 伝染する。麦粒腫は細菌の局所感染で、他人に伝染することはありません。
- ⑵ 片眼性が多い。眼瞼の腺組織の局所的な化膿性炎症で、片眼性が多いです。
- ⑶ 緑膿菌が原因となる。原因菌の多くは黄色ブドウ球菌です。
- ⑷ 乳幼児には生じない。乳幼児にも生じます。
- ⑸ 無痛性の腫瘤を触れる。麦粒腫は痛みを伴い、無痛性の腫瘤は霰粒腫の特徴です。
解説
正解は⑵です。麦粒腫は眼瞼の腺組織(外麦粒腫はZeis腺やMoll腺、内麦粒腫はマイボーム腺)の急性化膿性炎症で、多くは片眼に生じます。原因菌はほとんどが黄色ブドウ球菌で、緑膿菌ではありません。発赤・腫脹とともに圧痛を伴うのが特徴で、無痛性の腫瘤を触れるのはマイボーム腺の慢性肉芽腫性炎症である霰粒腫です。他人に伝染することはなく、乳幼児にも生じます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成