白内障手術の前に、超音波のAモードで眼軸長を測った。超音波が角膜の前面から網膜ま…
白内障手術の前に、超音波のAモードで眼軸長を測った。超音波が角膜の前面から網膜まで進み、反射して戻ってくるまでの時間は32.0マイクロ秒であった。眼内の平均の音速を毎秒1,550 mとすると、眼軸長はどれか。
- ⑴ 49.6 mm往復の距離のままで、2で割っていません。超音波は反射して戻るので片道は半分です。
- ⑵ 15.5 mm音速の数値の桁を取り違えています。1,550 m/秒×32.0マイクロ秒から求め直す必要があります。
- ⑶ 12.4 mm往復の距離を2で割ったあとに、さらに2で割っています。片道の距離が眼軸長です。
- ⑷ 24.8 mm往復の距離は1,550 m/秒×32.0マイクロ秒=49.6 mmで、片道はその半分の24.8 mmです。
- ⑸ 32.0 mm時間の数値をそのまま長さとしています。音速を掛けて距離を求める必要があります。
解説
眼軸長は24.8 mmです。Aモードでは、送った超音波が網膜で反射して戻るまでの時間を測るため、得られるのは往復の距離です。1,550 m/秒×32.0×10のマイナス6乗秒=0.0496 m=49.6 mmで、片道はその半分の24.8 mmになります。実際の装置では、水晶体など組織ごとに異なる音速を用いて補正します。眼軸長は眼内レンズの度数を決める大切な値です。
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