3 歳児の歯科診療において保護者が同席する利点で正しいのはどれか。1 つ選べ。
3 歳児の歯科診療において保護者が同席する利点で正しいのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 患児が精神的に安定する。母子分離が不十分な3歳児では、保護者がそばにいることで精神的に安定します。
- ⑵ チェアタイムの短縮に繋がる。保護者の同席が必ずしもチェアタイムの短縮につながるわけではありません。
- ⑶ 治療内容の説明が省略できる。保護者が同席していても、治療内容の説明と同意の取得は省略できません。
- ⑷ 保護者の口腔内環境が改善される。保護者自身の口腔内環境の改善は、同席の利点として挙げられるものではありません。
- ⑸ 患児との良好なラポールが形成できる。ラポール形成は歯科医師と患児の直接のやりとりで築くもので、保護者の同席がむしろ妨げとなることもあります。
解説
正解は⑴です。3歳ごろの幼児は母子分離が十分でないことが多く、見知らぬ診療室で保護者と離されると強い不安を示すことがあります。保護者が同席することで患児は精神的に安定し、診療に協力しやすくなります。一方で、保護者の不安が子どもに伝わったり、過干渉で歯科医師とのやりとりが妨げられたりする欠点もあります。保護者同席でチェアタイムが短くなるとは限らず、治療内容の説明は省略できません。保護者自身の口腔環境の改善や、歯科医師と患児のラポール形成は同席の直接の利点ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成