神経細胞の老化によって細胞内で増加するのはどれか。1 つ選べ。
神経細胞の老化によって細胞内で増加するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ キネシンキネシンは微小管上で物質を運ぶ軸索輸送のモータータンパク質で、老化で増加するものではありません。
- ⑵ Nissl 小体Nissl小体は粗面小胞体の集まりで、加齢や神経障害ではむしろ減少します。
- ⑶ アズール顆粒アズール顆粒は好中球やリンパ球にみられるリソソーム性の顆粒で、神経細胞の老化とは関係しません。
- ⑷ リポフスチン顆粒分解されない脂質過酸化物がリソソームに蓄積した色素顆粒で、神経細胞の加齢とともに増加します。
- ⑸ ニューロフィラメントニューロフィラメントは神経細胞の中間径フィラメントで、老化で増加する代表的な物質ではありません。
解説
正解は⑷です。リポフスチン顆粒は、細胞内で処理しきれなかった脂質の過酸化物などがリソソーム内に蓄積した黄褐色の色素顆粒で、消耗性色素とも呼ばれます。神経細胞や心筋細胞のように分裂しない長寿命の細胞で、加齢とともに増加するのが特徴です。キネシンは軸索輸送のモータータンパク質、Nissl小体は粗面小胞体の集まりで加齢や障害でむしろ減少し、アズール顆粒は白血球のリソソーム、ニューロフィラメントは細胞骨格であり、老化で増加する代表ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成