舌接触補助床を製作するために行った構音検査の結果を表に示す。「パ」 : 良 好「…
舌接触補助床を製作するために行った構音検査の結果を表に示す。「パ」 : 良 好「タ」 : 不 良「ダ」 : 不 良「サ」 : 良 好「カ」 : 良 好「ガ」 : 良 好口蓋部で厚くするのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 全体全体を厚くすると良好な構音や嚥下を妨げるおそれがあります。
- ⑵ 前方部「タ」「ダ」は舌尖と口蓋前方部の接触で作るため、前方部を厚くします。
- ⑶ 側方部側方部は「タ」「ダ」の構音の改善には主に関わりません。
- ⑷ 中央部中央部は不良な「タ」「ダ」の舌の接触部位とは異なります。
- ⑸ 後方部後方部は「カ」「ガ」の構音に関わる部位で、これらは良好です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。「タ」「ダ」は舌尖を上顎前歯の口蓋側から口蓋前方部に接触させて作る歯茎音です。舌の挙上不足でこの接触が得られないと構音が不良になるため、舌接触補助床では口蓋の前方部を厚くして舌と接触させます。「カ」「ガ」は奥舌と軟口蓋後方部の接触で作る音で、これらが良好なことから後方部を厚くする必要はありません。「パ」は口唇音、「サ」は舌と口蓋前方の狭めで作る音です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成