スパイロメトリによる換気機能診断図を示す。加齢や進行に伴い慢性閉塞性肺疾患〈CO…
スパイロメトリによる換気機能診断図を示す。加齢や進行に伴い慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉が閉塞性換気障害から混合性換気障害へ移行しているのを示すのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ (ア) → (エ)(ア)から(エ)への移行は、閉塞性から混合性への変化を示す組合せではありません。
- ⑵ (イ) → (ア)(イ)から(ア)への移行は、COPDの進行で生じる変化を示すものではありません。
- ⑶ (イ) → (ウ)(イ)から(ウ)は閉塞性障害への移行にあたり、閉塞性から混合性への移行ではありません。
- ⑷ (イ) → (エ)(イ)から(エ)は出発点が閉塞性の区分ではないため、設問の移行には該当しません。
- ⑸ (ウ) → (エ)(ウ)の閉塞性換気障害から(エ)の混合性換気障害への移行が、COPDの進行を示します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。換気機能診断図は、一般に%肺活量(80%以上が正常)と1秒率(70%以上が正常)の2軸で、正常・拘束性・閉塞性・混合性の4区分を表します。COPDは1秒率が低下する閉塞性換気障害で始まり、進行や加齢で肺活量も低下すると混合性換気障害に移ります。図は確認できませんが、正答から(ウ)が閉塞性、(エ)が混合性の区分と考えられ、(ウ)→(エ)が該当します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成