歯科医院で、静脈内鎮静法を行う前に、上腕にカフを巻いて聴診法で血圧を測定する。測…
歯科医院で、静脈内鎮静法を行う前に、上腕にカフを巻いて聴診法で血圧を測定する。測定の方法として正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 腕に対して幅の狭いカフを巻くと、血圧は実際よりも低く測定される。幅の狭いカフでは動脈を圧迫するのに高い圧が要るため、実際より高く測定されます。
- ⑵ 腕を心臓より高く上げた位置で測ると、血圧は実際の値よりも高く測定される。心臓より高い位置で測ると静水圧の分だけ低く測定されます。
- ⑶ カフを巻いた上腕が、心臓とほぼ同じ高さになるように腕を置いて測る。測る部位を心臓の高さにそろえると、静水圧による誤差が生じにくくなります。
- ⑷ 圧を下げていき、拍動に一致する音が聞こえ始めた圧を収縮期血圧とする。コロトコフ音が聞こえ始めた点が収縮期血圧、消えた点が拡張期血圧です。
- ⑸ 聴診器は、カフを巻いた位置より中枢側にある腋窩の動脈の上に当てて聞く。聴診器は、カフより末梢側の肘窩にある上腕動脈の上に当てます。
解説
正しいのは、上腕を心臓とほぼ同じ高さに置いて測ること、拍動に一致した音が聞こえ始めた圧を収縮期血圧とすることの2つです。聴診法では、カフで上腕動脈を圧迫したあと圧を下げ、肘窩で聞こえるコロトコフ音の始まりを収縮期血圧、消失を拡張期血圧とします。腕の位置が心臓より高いと低めに、低いと高めに測定されます。腕に対して細すぎるカフでは、実際より高い値が出ます。
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