ソクマル歯科医師

70歳の男性。頸部のリンパ節を取り除く手術中に、総頸動脈が内頸動脈と外頸動脈に分…

70歳の男性。頸部のリンパ節を取り除く手術中に、総頸動脈が内頸動脈と外頸動脈に分かれる付近を器具で圧迫したところ、急に心拍数が減り、血圧が下がった。この反応の仕組みとして正しいのはどれか。

解説

正しいのは、頸動脈洞の圧受容器が血圧の上昇として感じ取り、迷走神経を介して心拍数を減らしたことです。頸動脈洞は内頸動脈の起始部にあり、血管壁の伸びを圧受容器が感じ取ります。その情報は舌咽神経を通って延髄に伝わり、迷走神経の働きが強まって心拍数が減り、交感神経が抑えられて血圧が下がります。頸部の手術では、この反射による徐脈に注意します。
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