45歳の男性。初診の医療面接で、症状について話している途中、言葉に詰まって黙り込…
45歳の男性。初診の医療面接で、症状について話している途中、言葉に詰まって黙り込んでしまった。表情は硬く、何かを言いかけている様子である。歯科医師の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 面接の時間を短くするため、すぐに次の質問へ移って症状の確認を進める。話の途中で質問を変えると、患者が伝えたかったことを聞き逃してしまいます。
- ⑵ 患者の方を向いたまま少し待ち、患者が自分から話し出すのを見守る。沈黙は考えや気持ちを整理している時間であることが多く、待つことで話しやすくなります。
- ⑶ 電子診療録の画面に目を向けて入力を進めながら、話が再開するのを待つ。視線を画面に向けたままでは、話を聞く姿勢が伝わらず、患者は話しにくくなります。
- ⑷ 付き添いの家族に、患者の代わりに症状を説明してもらうよう頼む。本人が話そうとしている場面で家族に代わらせると、本人の訴えを聞く機会を失います。
- ⑸ 歯科医師が症状を推測して「つまりこういうことですね」と言い切って話をまとめる。推測で言い切ると、患者の考えとずれた内容が記録され、本当の悩みが話されなくなります。
解説
最も適切なのは、患者の方を向いたまま少し待ち、患者が自分から話し出すのを見守ることです。医療面接での沈黙は、患者が考えをまとめたり、言いにくいことを話す決心をしたりしている時間であることが多いです。急いで質問を変えたり、推測で話をまとめたりすると、患者が本当に伝えたかったことを聞き逃します。視線を合わせて待つことで、聞こうとしている姿勢が伝わります。
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