ソクマル歯科医師

78歳の女性。定期健診で、上下の多数の歯の歯頸部より根尖側に、褐色でやわらかい齲…

78歳の女性。定期健診で、上下の多数の歯の歯頸部より根尖側に、褐色でやわらかい齲蝕がいくつも見つかった。歯肉は全体に退縮し、歯根面が露出している。20歳代の人に比べて、高齢者でこの部位の齲蝕が増える理由として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、露出した歯根面がエナメル質よりも高いpHで溶け始めるためです。加齢や歯周炎で歯肉が退縮すると、本来は歯肉に覆われていた歯根面が口腔内に露出します。歯根面のセメント質と象牙質はエナメル質より無機質が少なく、弱い酸でも脱灰が始まります。さらに高齢者では唾液の減少や清掃の難しさが重なります。根面齲蝕の予防には、フッ化物の応用と歯頸部の清掃が大切です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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