ある町の歯科保健事業を、疾病予防の段階に分けて整理した。一次予防にあたる事業はど…
ある町の歯科保健事業を、疾病予防の段階に分けて整理した。一次予防にあたる事業はどれか。3つ選べ。
- ⑴ 歯を失った高齢者に、義歯を入れて咀嚼機能を回復させる。失われた機能を回復させるのは三次予防にあたります。
- ⑵ 成人歯科健診で、歯周炎を早い段階で見つける。早期発見・早期治療は二次予防にあたります。
- ⑶ 小学校で、週1回のフッ化物洗口を行う。歯質を強くして齲蝕の発生を防ぐ、発病前の対策です。
- ⑷ 萌出した第一大臼歯の小窩裂溝を填塞する。齲蝕が起こる前に溝をふさぐ特異的予防で、一次予防にあたります。
- ⑸ 妊婦教室で、間食のとり方と歯みがきを指導する。健康教育で生活習慣を整える健康増進は、一次予防に含まれます。
解説
フッ化物洗口、小窩裂溝填塞、妊婦への保健指導の3つが一次予防です。疾病予防は、発病前に健康増進や特異的予防を行う一次予防、早期発見・早期治療で重症化を防ぐ二次予防、機能の回復やリハビリテーションを図る三次予防に分けられます。健診による歯周炎の早期発見は二次予防、義歯による咀嚼機能の回復は三次予防です。保健事業を段階ごとに整理すると、地域に不足している取組みが見えやすくなります。
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