開発途上国で口腔保健の支援活動に参加する歯科医師が、国際保健の考え方の土台となる…
開発途上国で口腔保健の支援活動に参加する歯科医師が、国際保健の考え方の土台となる宣言や憲章を学んでいる。正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ ジュネーブ宣言では、住民参加による地域保健の推進が中心に据えられた。ジュネーブ宣言は世界医師会による医師の倫理に関する宣言です。
- ⑵ アルマ・アタ宣言では、プライマリヘルスケアの理念が示された。1978年のアルマ・アタ宣言で、住民参加などを柱とするプライマリヘルスケアが提唱されました。
- ⑶ オタワ憲章では、ヘルスプロモーションの考え方が示された。1986年のオタワ憲章で、人々が自らの健康を管理し改善できるようにする過程としてヘルスプロモーションが示されました。
- ⑷ ヘルシンキ宣言では、途上国の上下水道の整備を進める目標が定められた。ヘルシンキ宣言は人を対象とする医学研究の倫理原則を定めたものです。
- ⑸ ニュルンベルク綱領では、健康を身体的・精神的・社会的に良好な状態と定義した。この健康の定義は世界保健機関憲章によるもので、ニュルンベルク綱領は人体実験の倫理の原則です。
解説
アルマ・アタ宣言とプライマリヘルスケア、オタワ憲章とヘルスプロモーションの2つが正しいです。アルマ・アタ宣言は、すべての人に健康をという目標のもと、住民参加や地域に根ざした保健活動を重視するプライマリヘルスケアを打ち出しました。オタワ憲章は、人々が自らの健康をよりよく管理できるようにする過程としてヘルスプロモーションを示しました。ジュネーブ宣言は医師の倫理、ヘルシンキ宣言は医学研究の倫理に関するものです。
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