自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉の治療法で最も適切なのはどれか。
自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉の治療法で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 回想法回想法は高齢者の過去の思い出を語り合うことを通じて心理的な安定を図る方法であり、自閉スペクトラム症の治療法ではありません。
- ⑵ 内観療法内観療法は自己の内面や対人関係を振り返る心理療法であり、自閉スペクトラム症の主な治療法とはされていません。
- ⑶ 感覚統合療法感覚統合療法は感覚の受け取り方や処理の仕方を整える治療法であり、自閉スペクトラム症の支援に広く用いられています。
- ⑷ 曝露反応妨害法曝露反応妨害法は強迫症の治療に用いられる方法であり、自閉スペクトラム症を主な対象とする治療法ではありません。
- ⑸ 電気けいれん療法電気けいれん療法は重症のうつ病などに用いられる治療法であり、自閉スペクトラム症の治療法ではありません。
解説
正解は⑶です。感覚統合療法は、身体を動かす遊びなどの活動を通じて前庭覚・固有受容覚・触覚といった感覚の受け取り方や処理の仕方を整えていく治療法で、感覚の偏りを伴うことが多い自閉スペクトラム症の支援に広く用いられています。回想法や内観療法は高齢者や心理的内省を目的とするもの、曝露反応妨害法は強迫症、電気けいれん療法は重いうつ病などが主な対象であり、いずれも異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成