ナイアシン(ニコチン酸)の欠乏が原因となるのはどれか。
ナイアシン(ニコチン酸)の欠乏が原因となるのはどれか。
- ⑴ ペラグラナイアシン欠乏は皮膚炎、下痢、精神症状を特徴とするペラグラの原因となります。
- ⑵ 橋本脳症橋本脳症は甲状腺の自己免疫異常に関連して起こる脳症であり、ナイアシン欠乏とは関係がありません。
- ⑶ Cushing 症候群Cushing症候群はコルチゾールの過剰分泌によって生じる内分泌疾患であり、ビタミン欠乏症ではありません。
- ⑷ Creutzfeldt-Jakob 病Creutzfeldt-Jakob病は異常プリオン蛋白の蓄積によって生じる疾患であり、ナイアシン欠乏とは関係がありません。
- ⑸ 抗N-methyl-D-aspartate〈NMDA〉受容体抗体脳炎抗NMDA受容体抗体脳炎は自己免疫の機序で生じる脳炎であり、ナイアシン欠乏によるものではありません。
解説
正解は⑴です。ナイアシン〈ニコチン酸〉はエネルギー代謝に関わる補酵素の材料であり、欠乏すると皮膚炎、下痢、精神症状を三徴とするペラグラを引き起こします。橋本脳症は甲状腺の自己免疫に関連した脳症、Cushing症候群はコルチゾール過剰による内分泌疾患、Creutzfeldt-Jakob病はプリオン病、抗NMDA受容体抗体脳炎は自己免疫性の脳炎であり、いずれもナイアシン欠乏とは関係がありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成