欠乏すると中枢神経障害を引き起こすのはどれか。
欠乏すると中枢神経障害を引き起こすのはどれか。
- ⑴ ビタミンAビタミンAの欠乏は主に夜盲症など視覚に関する障害を引き起こすものであり、中枢神経障害が中心ではありません。
- ⑵ ビタミンB1ビタミンB1の欠乏は糖代謝の障害を通じて中枢神経に影響し、記憶障害や意識障害を伴う脳症の原因となります。
- ⑶ ビタミンCビタミンCの欠乏は壊血病を引き起こし、歯茎からの出血や創傷治癒の遅れが主な症状であり、中枢神経障害が中心ではありません。
- ⑷ ビタミンDビタミンDの欠乏はくる病や骨軟化症など骨に関する障害を引き起こすものであり、中枢神経障害が中心ではありません。
- ⑸ ビタミンKビタミンKの欠乏は血液を固める働きに関わる出血傾向を引き起こすものであり、中枢神経障害が中心ではありません。
解説
正解は⑵です。ビタミンB1〈チアミン〉は糖の代謝に必要な補酵素であり、欠乏するとエネルギー産生が滞って中枢神経や末梢神経の障害を引き起こし、記憶障害や意識障害を伴うウェルニッケ脳症などの原因となります。ビタミンA、C、D、Kの欠乏はそれぞれ視覚障害、壊血病、骨の異常、出血傾向を主に引き起こすものであり、中枢神経障害が中心ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成