作業療法プログラム立案で最も適切なのはどれか。
作業療法プログラム立案で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 訓練内容は毎回変更する。訓練内容を根拠なく毎回変更すると効果の積み重ねが図れず、目標に応じて計画的に継続・変更することが必要です。
- ⑵ 環境調整は退院してから行う。環境調整は退院後の生活を見据えて入院中から準備を進めるべきであり、退院してから行うのでは遅すぎます。
- ⑶ IADL 向上のために機能訓練を優先する。IADLの向上には、機能訓練だけでなく実際の生活行為に即した練習を優先して行うことが重要な場合が多くあります。
- ⑷ 作業療法士個人の経験に基づき決定する。プログラムは評価結果など客観的な根拠に基づいて立案すべきであり、作業療法士個人の経験だけで決めるべきではありません。
- ⑸ 成功体験を得られやすいように設定する。本人が達成感を得やすい課題から段階的に取り組めるように設定することで、意欲を維持しながら進められます。
解説
正解は⑸です。作業療法プログラムは、評価結果に基づき本人が達成感を得やすい課題から段階的に難易度を上げていくことで、意欲や自信を保ちながら取り組めるように立案することが基本です。訓練内容を根拠なく毎回変更したり、退院後まで環境調整を先送りしたり、機能訓練を一律に優先したり、担当者個人の経験だけで決定したりすることは適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成