Guillain-Barré 症候群で正しいのはどれか。
Guillain-Barré 症候群で正しいのはどれか。
- ⑴ 球麻痺は無い。Guillain-Barré症候群では顔面や嚥下に関わる脳神経も障害されることがあり、球麻痺を伴う場合があります。
- ⑵ 先行原虫感染が誘因となる。先行感染としては細菌や一部のウイルスによる感染が知られており、原虫感染が典型的な誘因とはされていません。
- ⑶ 髄液中のタンパク質が低下する。髄液検査では細胞数は増えないまま蛋白質が上昇する蛋白細胞解離が特徴であり、蛋白質が低下するわけではありません。
- ⑷ 運動神経と感覚神経の障害である。末梢神経の炎症により筋力低下やしびれが生じるため、運動神経と感覚神経の両方が障害される疾患です。
- ⑸ 末梢神経伝導検査で伝導速度が正常である。末梢神経の脱髄により神経伝導速度が低下することが多く、伝導検査の結果が正常であるとは限りません。
解説
正解は⑷です。Guillain-Barré症候群は、先行感染の後に免疫反応が末梢神経を障害することで、四肢の筋力低下やしびれなど運動神経と感覚神経の両方の障害が急速に進行する疾患です。球麻痺を伴うこともあり、髄液検査では蛋白質が上昇するのに細胞数は増えない蛋白細胞解離が特徴で、神経伝導検査では伝導速度の低下が見られることが多く、他の選択肢は誤りです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成