ソクマル作業療法士

60 歳の男性。会社員。直腸癌の術後で人工肛門を造設した。現在、抗がん剤治療中で…

60 歳の男性。会社員。直腸癌の術後で人工肛門を造設した。現在、抗がん剤治療中で倦怠感と下肢筋力低下があるが、病棟内での歩行は見守りレベルで可能。人工肛門のパウチ交換手順のトレーニングを始めた。入院前と同じ部署への復帰を希望している。この患者に対する作業療法の初期対応で最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑸です。抗がん剤治療中で倦怠感や下肢筋力低下がみられる時期には、疲労の蓄積を避けながら活動性を維持できるよう、活動と休息のバランスを考慮したプログラムを組み立てることが初期対応として適切です。高負荷の持久力訓練は倦怠感の強い時期には負担が大きく、食事摂取量を減らす助言は栄養状態の悪化を招くおそれがあります。人工肛門の自己管理指導は看護師だけに任せきりにせず作業療法士も生活動作の一部として関わることが望ましく、職場の現地評価は病状が安定してから行う方が望ましいため、この時点での初期対応としては適していません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成

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