ベンゾジアゼピン系睡眠薬を定期的に内服している患者が「副作用が心配なので内服をや…
ベンゾジアゼピン系睡眠薬を定期的に内服している患者が「副作用が心配なので内服をやめたい」と訴えた。適切な声かけはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 「眠れない日だけ飲むようにしてみましょう」服薬方法の変更は医師の判断を経るべきであり、自己判断での変更を勧めることは適切ではありません。
- ⑵ 「どのような副作用が心配か、教えてください」患者が心配している副作用の内容を具体的に聴き取ることは、適切な対応につなげるために重要です。
- ⑶ 「薬には副作用がつきものです。我慢してください」患者の不安を受け止めずに我慢を求める声かけは、適切な対応とはいえません。
- ⑷ 「依存性のある薬なので、直ちに中止して様子をみましょう」ベンゾジアゼピン系薬剤の急な中止は離脱症状などのリスクがあり、医師の判断なく勧めることは適切ではありません。
- ⑸ 「主治医に直接相談するのが難しければ、私から主治医にお伝えすることもできます」患者の意向を尊重しながら医療者間の連携につなげる、適切な対応です。
解説
正解は⑵、⑸です。まず患者がどのような副作用を心配しているのかを丁寧に聴き取ることは、不安の内容を具体的に把握し適切な対応につなげるために重要です。主治医への相談が難しい場合に代わりに伝えることを提案することも、患者の意向を尊重しながら医療者間の連携につなげる適切な対応です。自己判断で服薬回数を変更するよう促すことや、副作用を我慢するよう伝えること、自己判断で急に中止するよう勧めることは、いずれも安全性や医師との連携の観点から適切な声かけとはいえません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成