Wilson 病で代謝に異常がみられるのはどれか。
Wilson 病で代謝に異常がみられるのはどれか。
- ⑴ 亜 鉛Wilson病で代謝異常が問題となるのは亜鉛ではなく銅です。
- ⑵ コバルトWilson病で代謝異常が問題となるのはコバルトではなく銅です。
- ⑶ 鉄Wilson病で代謝異常が問題となるのは鉄ではなく銅です。鉄の代謝異常はヘモクロマトーシスなど別の疾患でみられます。
- ⑷ 銅Wilson病は銅の代謝異常により肝臓や脳に銅が過剰に蓄積する遺伝性疾患です。
- ⑸ マンガンWilson病で代謝異常が問題となるのはマンガンではなく銅です。
解説
正解は⑷です。Wilson病は銅の代謝異常により肝臓や脳などに銅が過剰に蓄積する遺伝性疾患であり、神経症状や肝機能障害を引き起こします。亜鉛やコバルト、鉄、マンガンの代謝異常を来す疾患は他に存在しますが、Wilson病で特徴的に蓄積が問題となるのは銅であり、これらの金属ではありません。銅の蓄積は角膜輪や錐体外路症状とも関連するため、あわせて理解しておくと整理しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成