急性炎症初期にみられないのはどれか。
急性炎症初期にみられないのはどれか。
- ⑴ 壊 疽壊疽は組織が壊死に陥った状態であり、急性炎症の初期にみられる徴候ではありません。
- ⑵ 腫 脹腫脹は血管透過性の亢進を反映した急性炎症初期の典型的な所見です。
- ⑶ 疼 痛疼痛は炎症性メディエーターの作用による急性炎症初期の典型的な所見です。
- ⑷ 熱 感熱感は血流増加を反映した急性炎症初期の典型的な所見です。
- ⑸ 発 赤発赤は血管拡張と血流増加を反映した急性炎症初期の典型的な所見です。
解説
正解は⑴です。急性炎症の初期には発赤・腫脹・熱感・疼痛といった古典的な徴候がみられますが、壊疽は組織が壊死に陥った状態であり、急性炎症の初期にみられる徴候ではありません。腫脹、疼痛、熱感、発赤はいずれも血管透過性の亢進や血流増加を反映した急性炎症初期の典型的な所見です。壊疽は炎症が遷延し組織障害が進んだ結果として生じることがある、より後の段階の変化として理解しておく必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成